・・・・イタリアの旅・・・・
ー02年のイタリアの想い出を綴りますー 
ポンペイの遺跡

 2012-12-15
 
ナポリから少し足をのばして・・・


【ポンペイの遺跡】

西暦79年8月24日のヴェスヴィオ火山(Vesuvio)の噴火により、ポンペイとその周辺の町は1700年も火山灰の下に埋もれてしまいました。
その存在が明らかになったのは、18世紀初頭のことだったといいます。
今回、発掘された遺跡を巡りました。
長年にわたる発掘調査により、公共広場や公共市場、野外劇場、闘技場、商店などが見つかり、古代ローマ時代の文化水準の高さには目を見張るばかりでした。
馬車が通る石畳の道の両側には、歩道が設けられています。
人が渡るところには石が置かれていました。
そこを渡れば、ぬかるんだ石畳の上を歩きぬかるみに足をとられないで済みます。 
現代風に言えば歩道なのだそうです。 
世界遺産となっている現在でもの遺跡内では、あちこちで今でも遺跡の発掘や修復が毎行われているそうです。
一瞬にして廃墟となったポンペイの町を発掘する作業に長年の歳月を掛けていますが、何千年も埋もれていた町は、不思議な威光を放ち石の文化のならではの幻想を与えます。
当時の生活がどのようなものであったか想像するのも楽しく、昔に思いを馳せながら、廃墟巡りをしました。
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